健康美まめ知識
2023.02.24
「冷えは万病のもと」冷え症タイプ別改善方法
昔から「冷えは万病のもと」と伝えられており、抜け毛や歯周病、肩こりや頭痛、月経不順や便秘などの身体の不調だけではなく、イライラや不安感などといった、心の不調にもつながるおそれが。
実は、その様な「冷え症」も、様々なタイプがあることをご存知でしたか? 今回はそれらのタイプと、それぞれの改善方法についてご紹介します。
冷え症タイプチェックシート
【Q1】手足の冷えの状態
A,手は温かいが、足は冷えている
B,季節を問わず常に手足が冷たい
C,手足が冷たいと言われることがある
D,手足は温かいが、腹部は冷えている
【Q2】汗の量
A,上半身によく出る
B,あまり出ない
C,ほとんど出ない
D,全身に出る
【Q3】食事の量
A,普通
B,少食
C,どちらかと言えば少食
D,どちらかと言えば多い
【Q4】最も冷えを感じる箇所
A,足やふくらはぎ
B,手足の指
C,背中や全身
D,腹や二の腕
【Q5】冷えと一緒に感じる症状
A,足が冷え、顔がほてる
B,頭痛や不眠
C,低体温かつ常に寒気がする
D,腹部にガスが溜まりやすい
あなたはどのタイプ?「冷え症」の4つのタイプと改善方法
〈A〉が多い人は下半身型
下半身が冷えるタイプ。筋肉の凝りや骨盤のゆがみが引き起こす血行不良が原因とされています。上半身は血流が良いため、顔のほてりや寝つきが悪いなどの「冷えのぼせ」という症状が出ることも。
〈改善方法〉
下半身の血行不良を改善するためにスクワットなどの下半身を意識した運動を行いましょう。デスクワークが多い方は時々立ち上がるだけでも◎
〈改善方法〉
下半身の血行不良を改善するためにスクワットなどの下半身を意識した運動を行いましょう。デスクワークが多い方は時々立ち上がるだけでも◎
〈B〉が多い人は四肢末端型
手足が冷えるタイプ。特に10代~20代の女性に多く、栄養バランスの乱れや筋肉量の低下などが関係していると言われています。
〈改善方法〉
運動不足による筋力の低下が主な原因。生活の中に運動やストレッチを取り入れてみましょう。また、食事誘発性熱産生の高いたんぱく質の摂取もおすすめ。
〈改善方法〉
運動不足による筋力の低下が主な原因。生活の中に運動やストレッチを取り入れてみましょう。また、食事誘発性熱産生の高いたんぱく質の摂取もおすすめ。
〈C〉が多い人は全身型
体全体が冷えてしまうタイプ。原因としては生活習慣の悪化やストレス、基礎代謝の低下が挙げられます。自覚症状が少なく、倦怠感や疲労感があるのも特徴です。
〈改善方法〉
食事や運動などで基礎代謝を高めてあげましょう。それでも改善しない場合は漢方薬の服用もおすすめ。
〈改善方法〉
食事や運動などで基礎代謝を高めてあげましょう。それでも改善しない場合は漢方薬の服用もおすすめ。
〈D〉が多い人は内臓型
体の表面は温かいが、体の内部が冷えているタイプ。自律神経のバランスが関係していると言われています。冷えが体の表面に出にくいため自覚症状が少ないのも特徴です。
〈改善方法〉
ストレスの発散や規則的な生活を送るなどして自律神経を整えてあげましょう。また、腹巻やカイロなどで腹部を温めるのも効果が見込まれます。
〈改善方法〉
ストレスの発散や規則的な生活を送るなどして自律神経を整えてあげましょう。また、腹巻やカイロなどで腹部を温めるのも効果が見込まれます。
写真・イラストはすべてイメージ