健康美まめ知識

2023.03.29

あなたの腸年齢は?健やかな腸内環境を目指して

あなたの腸年齢は?健やかな腸内環境を目指して

2019年、日本の製薬会社が20代から60代までの全国の一般男女1,000人(男性500人:女性500人)を対象に、「おなかケア」に関するアンケート調査を実施したところ、20代~60代女性のうち、日常的に便秘と回答したのは全体の約3割、さらに20代~50代で見てみると全体の約4割という結果になりました。
このように多くの女性は日常的な便秘などによる「お腹トラブル」に悩まされていることが分かります。また、近年の研究で、「しあわせホルモン」と呼ばれている”セロトニン”は、腸内で作られることも分かっておりより一層、腸内環境が重要視されています。
今回は、腸年齢チェックを通して、健やかな腸内環境の育み方をご紹介致します。

腸年齢チェック

【生活習慣について】
□吹き出物や肌荒れが気になる
□運動不足
寝付きが悪い
□タバコを吸う

【食事について】
食事の時間が不規則
野菜をあまり食べない
肉をよく食べる
お酒をよく飲む

【トイレについて】
便が硬くて出にくい
コロコロとした便が出る
便の色が黒っぽい
便が水に沈む

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あなたの腸年齢は・・・?

〈チェックした数が0~2〉
腸年齢は実年齢
腸内環境は非常に良好!油断せずにこのままの生活を続けましょう。

〈チェックした数が3~5〉
腸年齢は実年齢+10歳

腸内環境がお疲れ気味。これ以上、腸年齢が上がらないように気を付けましょう。

〈チェックした数が6~8
腸年齢は実年齢より+20歳

不規則な生活によって、腸年齢が老けています。早めの改善をおすすめします。

〈チェックした数が8以上〉
腸年齢は実年齢より+30歳

腸年齢が極めて老化している状態。腸内環境が非常に悪く、様々な病気のリスクも高まります。早急に食習慣や生活環境を見直しましょう。

腸内環境を整えるために

朝の一杯を心がけましょう

朝起きたら、まずコップ一杯程度の水分を摂りましょう。そうすることで眠っていた胃腸も活動モードに切り替わります。水やお茶、紅茶やコーヒーなど、続けやすいものを選ぶことが大切です。

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十分な睡眠を心がけましょう

睡眠は消化器系の機能に影響を及ぼすと言われています。よく眠れば眠るほど腸内細菌の質の向上が期待できます。毎晩7時間の睡眠をとることが理想的です。

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運動習慣をつけましょう

食物などの内側からのアプローチだけでなく、運動による外側からの刺激も大切です。30分程度の少し汗ばむぐらいの運動を習慣化しましょう。

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食物繊維を摂りましょう

善玉菌の”餌”となる食物繊維を摂取しましょう。目標の目安は1日あたり30g。毎朝食パンを食べている人は全粒粉タイプに変えるだけでも効果的です。

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写真・イラストはすべてイメージ